ストレス軽減なら「読書」がおすすめなわけ
心がネガティブな感情に支配されて、不安な気持ちやイライラした感情が渦巻いて、一日中モヤモヤしたことはありませんか?
こんにちは、光のカウンセラーのホロです。
そんなときに効果的に精神を安定させることができるのが読書です。人は読書をすることで心を穏やかにすることが出来ます。
この記事は次の人に向けて書きました
- 最近ストレスが貯まっている
- ストレス軽減の方法が知りたい
- 不安な気持ちを和らげたい
これを読むことで次の2つの効果が期待できます。
- たった6分でストレスを半分以上減らせる方法を知れる
- 不安の素を認知できる
心がネガティブになったら読書をしてみよう
なぜ、読書が精神安定に良いのか。それには理由があります。しかも、脳科学や精神医学の分野でも「読書の精神安定」が立証されています。
では、まず精神が不安定になってい状態とはどんなものからお話しましょう。人の悩みや不安というものの大部分は「過去」と「未来」にあります。「過去」にあった「出来事」「未来」に起こるかもしれない「出来事」これらが原因で、人は精神が不安定になります。
ですが、人は不安や怖れ、悩みの原因である「過去」「未来」の出来事をはっきり「認知」出来ているわけではありません。何に対して、どうして不安なのか?がはっきりしないわけです。
そしてさらに、「過去」のことは変えることが出来ないし、「未来」のことは完全に予測コントロールすることが出来ません。私達人間は「変えることが出来ない」「予測してコントロール出来ない」ものを「変えよう」「コントロールしよう」と思えば思うほど、「不安」や「恐れ」といった感情に囚われていきます。
そういった、「不安」や「恐れ」が頭の中でぐるぐると回っている状態が「精神が安定していない状態」になります。答えが出ないのですから、考えが堂々巡りになるわけです。ほんらいなら、こんな堂々巡りの思考はストップして考えなければ良いのですが、なかなかこれが難しいから、みんな悩んでいるのです。
なぜ、読書が精神安定に良いのか
ここで、「読書」の出番です。「読書」は活字を目で追って、言葉の意味を理解して、その内容を映像に置き換えたり、自分のわかりやすいイメージしてみたりと、たえず脳の広い部分を使用して行われています。つまり、「脳」の処理能力をフル活用することで、考えても答えの出ない思考を強制的にストップさせてしまうというのが「読書」の効果です。
その結果「読書」は、先程の堂々巡りの思考を止めて、「過去」や「未来」から「今この瞬間」へと読み手を連れてくることで「精神を安定させる」ことができるのです。
この「読書」が精神を安定させるというのは、英国のサセックス大学がギャラクシーチョコレート社というチョコの会社から依頼されて実験したデータで実証されました。
読書をたった6分間行うことで、ストレスレベルが68%下がるといデータがでて、ゲーム、散歩、音楽などを抜いてダントツ1位だったのです。
チョコレートも精神安定には効果がありますから、依頼したチョコレート会社はチョコが一番ストレス緩和にいい!というデータが欲しかったでしょうが、読書に1番を奪われた結果になったのは少し笑ってしまいます。
ですが、このチョコレート会社、この実験の結果を受けて半年で100万冊の本をプレゼントするというキャンペーンを行ったのには関心させられましたね。
ですが、「読書していても、心配事が気になって読書どころじゃない」といった人もいるかと思います。当然なことだと思います。人間は本能には逆らえませんから。
ですが、先程紹介した大学の実験でも出たとおり、「読書」でのストレス軽減は68%です。たしかに100%ではありません。
100%は無理ですよね。だって人の心が100%安定するなんてロボットでは無いのですから、当然のことだと思いませんか?
「不安」や「恐れ」も、もともと人間に備わった、危機回避をするために必要な大事な本能です。これには逆らうことが出来ません。
ですが、現代社会は古代人のような命の危険に晒される生活をしているわけでは無いので、今の時代、この本能は現代人には少し無用の長物となっているのが事実です。
さあ、読書をしよう!
「読書」はあなたのストレスの68%を軽減してくれる。まずはこの事実に目を向けましょう。
半分以上あなたの重荷を肩代わりしてくれるのだから、なんて有能な助手だとは思いませんか?
だったら、試しにその助手を雇ってみてはいかがでしょう。「読書」を1日6分間。たったこれだけで、あなたの生活が少し変わるかもしれません。試さないのはもったいないですよね。