たくさんの枝をつける。
皆さん、こんにちは
光のカウンセラーのホロです。
今日は若干ネタバレがあります!
ご注意ください。!!
昨日からこちらの本を読んでいます。
私たちはどうつながっているのか―ネットワークの科学を応用する (中公新書)
- 作者: 増田直紀
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 新書
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人的ネットワークに書かれている本なのですが、これを読んで、私は漆黒の反逆者のメインストーリーを思い出さずにはいられませんでした。
今回の新しいアップデートに限らず、ファイナルファンタジーXIVのメインストーリーでは話の根幹に当たるものなのですが、今回の漆黒の反逆者では、それがとてもよく出ているなと思っています。
特に妖精との出会い、その妖精が冒険者のことを何と呼んでいるかということにも大きなヒントと共通点があります。
この本の中では、人的ネットワークを作りやすい人は大きな点というふうに表現されていて、そこからたくさんの枝を伸ばすことができると表現されています。
妖精が冒険者のことをなんと呼んでいたか覚えていますか?
そして、自身のことをなんと表現していたでしょう?
この本の内容に書かれていることで、ネットワークのモデル、BAモデルというものが出てきます。
このBAモデルというのは、バラバシという物理学者とかれの生徒だったアルバートという学生が作り出した理論で、元々インターネットや航空網のネットワークなどの生成理論を読み解くために作られたものです。
この理論には2つの特徴があります。
- ネットワークは成長する。
- その成長は強いものに惹かれやすい。
この強いものに惹かれやすいというのは、優先的選択というもので、BA理論は、成長と優先的選択の組み合わせがベースとして存在するということです。
成長するネットワーク
強いものに惹かれる、この二つのキーワード、私たち光の戦士とダブってきませんか?
本の中では大きな点とそこから伸びる多くの枝と表現されていますが、やはり光の戦士、いや、闇の戦士としては若い木から伸びる枝と表現した方がしっくりくるでしょう。
自身の人間関係を成長させていくには、この枝を伸ばすという作業はとても大切になります。
そこでは、たとえば自分が強く、太くて若い木である必要はありません。
自分から伸びた枝が太くて若い木と繋がっているだけでもネットワークの質は変わってきます。
別にこれは長いものに巻かれろだとか、力のある人に寄生をしろと言っている訳ではありません。
例えば、あなたと仲の良い友人Aさんがいたとします。そのAさんにあなたが自分の他の知り合いのBさんを紹介するのです。
そうすると、AさんとBさんはあなたを介して、共通の友達ということになり、ここに小さな三角形が生まれます。
この三角形からAさんの別な友達Cさんと、Bさんの別の友達Dさんを繋げることで、また新しい三角形が出来上がります。
闇の戦士であるあなたが、暁のみんなと築いてきたネットワーク、そして、暁のメンバーがそれぞれで築いてきたネットワーク。これらもみな小さな三角形の集合体なのです。
冒険者であるあなたと暁のメンバーがそれぞれ築いてきた人達は直接の知り合いではありません。
関係性で言ったら、細くて薄いものでしょう。
ですが、そのネットワークが繋がることで、ストーリー後半に見られる、あのイベントが発生する訳です!
いかがでしたか
一見すると無茶で無理そうな大事業も、小さな小さな三角形がたくさん作り上げることで可能になる。
人間が1人で出来ることなんていうのはたかが知れています。だからこそ、人とつながったほうが良いのもわかっているでしょう。
ですが、人脈を創る、ネットワークを構築するというと、何か構えてしまって、自分には出来なさそうに思えてしまうかもしれません。
そうではなくて、目の前の三角形を大切にするということだけに注力すればいいのです。それがたくさんの三角形を作ることにつながります。
それがいつかあなたの大きな夢を叶えるきっかけになるかもしれません。
それでは、今日はこの辺で。