暁の血盟の目標と冒険者の目標
こんにちは光のカウンセラーのホロです。
今日は組織が掲げる目標を踏まえて、組織が個人に与える目標の話をさせてくだい。
組織が個人に与える目標
みなさんは会社や学校といった組織の目標の中にあって、その目標を達成するにあたり、会社などから与えられる個人の目標に嫌な思いをしたことはないでしょうか。
言い換えると、目標のノルマ化です。以前目的や目標のお話しをさせてもらったと思いますが、会社で与えられる目標はどうしてもノルマになってしまいがちです。
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では、組織は目標達成のために個人のへの目標をどのように設定すればいいのでしょう。
組織の目標と個人の目標
ここで、とある組織の代表をやっているこのかたに登場してもらいます。
みなさんご存知、暁の血盟で代表をされております、ミンフィリアさんです。
少し緊張してる?(笑)
彼女が代表を努めている暁の血盟には大きな目的があります。それは
神々に愛されし地、このエオルゼアを救済すること
そしてその目的達成のためにゴールとして掲げているのが
蛮神問題の解決です。
また、そのゴールに達成するための目標のひとつとして、国家、組織、種族、言葉、主義思想の壁を超えた対策ができることを目指しています。
以前目標達成のための行動計画を作る時に3要素のお話しをしました。
今回も蛮神問題の解決の要素のひとつとして、冒険者のあなたが持つ「超える力」の能力が必要不可欠となります。そこで、暁の血盟の代表としてミンフィリアさんは、あなたという冒険者をスカウトした、ということなのです。
いっぽう、あなたの目的と目標はなんでしょうか。これについてはさすがのミンフィリアさんもわかりません。ですが、冒険者としてこのエオルゼアにやってきたということで彼女はこう述べています。
うまい!じつにうまい話の運び方です!(笑)
ようするに、組織が個人に目標を与える時に重要なことは
組織の目標と個人の目標の接点を見つけて共有する
ということです。
ある目的達成のためにエオルゼアを活動の拠点と決めた冒険者にとって、その活動の弊害になりそうな蛮神問題は冒険者自身にとっても避けられない問題になります。
暁と冒険者の目的は違えども、それを達成するための当面の目標は同じだよね。だから一緒に頑張りましょうということです。
たとえば会社や上司の都合だけで個人の目標を決められたとします。そんなゴールに対して魂が入るでしょうか。会社などの目的はそう多くありません。ですが今の時代その組織に所属している人の目的や価値観は多様化しています。そもそも組織と個人の目標はイコールになりにくいのです。これではいくら組織が個人に目標を与えても気持ちが入ることはありません。
ですから組織の代表やリーダーは個々の目的や目標を理解した上で、その個人の目標と組織の目標の接点を見つけてあげなければいけないのです。
わかりやすい行動計画とベネフィット(恩恵や効果)
最後に組織が個人に対して目標を与える時に重要なのは、具体的な行動内容とそれを達成したときのベネフィットを示すことです。会社という組織では部下と目標を共有できたあとに、ここで初めてノルマ(具体的な行動に期限と量をつける)が出てきます。そして、そのノルマを達成した時に得られる報酬です。組織から個人へは給与、ボーナス、昇進などがそれにあたり、個人的には能力の上昇、技術の取得、自己の成長などがあります。
これらは、目標達成のための3要素をちゃんと作り込んでおかないと具体的に見えてこないものです。見えないものに対して、人はモチベーヨンを上げることはできません。
ミンフィリアさんもそのへんはちゃ~んと理解していますよ。(笑)
いかがでしたでしょうか。
こういう記事を書くにあたって、改めてFF14のシナリオを見返していますが、ほんとうによく作り込まれていると思います。ライターさんのビジネスマンとしてのスキルの高さにも本当に関心させられます。組織論をしらなければこんな内容の話書けませんからね。空想のお話しに血肉を通わせられるのはこういった知識を勉強している賜物ですね。
それでは今日はこのへんで。