光のカウンセラー

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自分の悩みを自分で解決できる力(今週の1冊)

みなさんこんにちは

光のカウンセラーのホロです。

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 さっそく今週の1冊をおすすめしていきたいと思います。

 

 今日紹介する本はこんな方にオススメ!

  • アドラー心理学を学びたい初心者の方
  • 専門書が苦手な方
  • 自分の悩みを自分で解決したいと思う方

今日ご紹介する本はこれです。

もしアドラーが上司だったら

 

 この本は物語形式になっていて、会社での仕事に悩む主人公がアドラー心理学を師事する上司と出会うことで、人間的にも社会人としても成長していくというお話になっています。

 要所要所で、アドラー心理学の基礎が織り込まれ、初心者にもわかりやすく説明してあります。

この本のオススメポイント!

  1. 事例をとおしてアドラー心理学が学べる
  2. 物語なのですんなり読める
  3. 理想の上司に出会える

 本の内容は物語なので、その場のシチュエーションからアドラー心理学の知識をひとつひとつ紐解くように解説されています。若干無理やりな感じは否めませんが(そうしないと話が進まないw)主人公が抱える悩みとの種類と、アドラー心理学の何を応用すれば良いのか?といったアンサーが対になって語られているのです。

 また、心理学本というのは内容を理解するのに基本となる知識が必要で、自分でそれを調べながら独学で勧めていくのは非常に困難です。この本は物語という形を借りて、アドラー心理学の知識が無い主人公を導く形で、読者に理解してもらいやすく構成されています。

 そして、この物語に登場する上司(通称ドラさん)は理想の上司として描かれており、ああ、こんな上司がいてくれたらな~と羨ましくなりますが、そこは考え方次第です。

  理想の上司は心の中に置ける

 自分の心の声って聞いたことありませんか?よくギャグ漫画で天使と悪魔が争うアレです(笑)この本に登場する上司、ドラさんを自分の心に住まわせて、なにか道に悩んだときにそっと聞いてみるのです。もし、本の内容をちゃんと理解して覚えていることができれば、あなたも心の中に理想の上司を持つことが可能です。

 

 アドラー心理学は勇気の心理学とも言われています。私の連載記事のタイトルもこれから付けました。現代ではアドラー自身の著書はほとんどが絶版です。いまある著書はアドラーが書き記したものを再編集して出版されたものがほとんどです。アドラー心理学が日本で有名になったのは

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

この本がベストセラーになったからでしょう。ユングやフロイトと並ぶ心理学者だったにも関わらず、アドラーは日本ではなぜか無名のままでした。ですが、この本のタイトルにもあるとおり、世に出回る自己啓発の類はアドラー心理学をベースに作られているものが多いです。

 もしアドはみなさんのアドラー心理学の入り口としてはお薦めです。今の自分を変えたいと思っている方は一読をオススメいたします。

 

もしアドラーが上司だったら

もしアドラーが上司だったら

 

 

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