光のカウンセラー

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ToDoリストをうまく活用できてない人へ

こんにちは

光のカウンセラーのホロです。

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今日はToDoリストの活用についてお話しさせてください。

 

スマホのToDoリストアプリでは役にたたない?

スマホのアプリでToDoリストを管理しているけど、どうもうまくいかない、という人はいませんでしょうか?以前私もスマホのToDoリストを使っていました。

いろいろ試しましたが全てうまく活用できずに結局手書きに戻しました。理由はリストを書き込む時間と見て確認する時間にタイムロスがありすぎて集中が途切れてしまうからです。

手書きなら手帳を開く書く(見る)の2アクションですが、スマホスマホをスリープから復帰させる、アプリを探す、アプリを起動、立ち上がるのを待つ、見る(入力する)と5アクションです。

私はとくに集中しているときと、していないときのパフォーマンスが違うので、この数秒が命取りになってしまいます。また、今日は1日パソコンの前で作業するといった日にはWindowsのSticknoteを立ち上げておいて、そこにさっと記入できるようにしておきます。これも、Sticknoteを前面に出す、書き込む(見る)通常作業に戻る、と少ないアクションですみます。

要するに、アクション数を極限まで減らすということがToDoリストを活用するのに重要ということになります。

 

ToDoリストが増えるばかりで減らない原因

上記のことから、リストに書き込んだ内容もアクション数が多いとつい後回しになってしまうというのがわかります。たとえばリストに□ブログの記事を書くと書き込んだとします。私の場合、これがいつまで立っても消えませんでした(笑)そんなリストがどんどん増えていきなかなか減らない現象がおきてしまいます。みなさんはそんな経験ないですか?

これはどういうことかと言うと、リストに書き込む内容を1アクション、もしくは少ない回数ですむ行動に落とし込めていないからです。だから、リストを見ても何をすればいいのか分からない。分からないから行動に移せないわけです。では具体的はどうしたらいいか。私は次のように書き込んでいます。

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これは見やすいように図式化していますが、私の場合は手書きかSticknoteです。今では、私がブログの記事を書くときには、もうこのリストは書きません。すでにこの手順が自動化されているので、ブログの記事を書くとリストに書くだけ、いえ、思っただけでこの手順が始まるからです。

ですが、まだ慣れていない作業、気が乗らない案件などはこのように行動ひとつひとつに落とし込んで箇条書きしたほうが良いかと思います。なぜなら、この方法は積みゲー効果を狙えるからです。

積みゲー効果でテンションを上げる

みなさん、積みゲーやったことありますか?古くはテトリスから始まって、ぷよぷよ、最近の流行りではツムツムなんかもありますよね。あれはどうしてあんなに人気で熱中するものだとおもいますか?

じつはこういった積みゲーにはある心理が働きます。人間の脳は問題が発生するとノルアドレナリン*1といったホルモンを分泌させます。危険や不安を感じた時にそこから逃げたり対処するために判断力や集中力をあげて対処するためです。

積みゲーでブロックやツムツムが画面に現れると脳はこの問題を消さなければとノルアドレナリンを出します。そして、無事にそのブロックを消すことができると、今度はドーパミン*2というホルモンを分泌させます。

これは快楽物質ともいわれていて、何かを達成したりするときに脳からご褒美として提供されます。違法ドラッグなどの依存性薬物はここを狙って作用させるものがほとんどです。ですが、そんな薬に頼らなくても、ひとは何かを達成すれば、それが大きい小さいにかかわらず、このホルモンが分泌されます。積みゲーはこのノルアドレナリンで集中~ドーパミンで報酬といったサイクルをうまく利用したゲームなのです。

ちょっと前置きが長くなりましたが、先程のリストの細分化もこの効果を狙ったものです。取り掛かりやすい小さなタスクを並べてノルアドレナリンを分泌させ、タスクをこなしてリストを消すごとにドーパミンで報酬をもらう。これを目の前に可視化させることでさらに効果を大きくする。ToDoリストの理想的な活用方法です。

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 いかがでしたでしょうか。

このタスクを小さくするといった手法は目標設定や行動計画にも活用できます。ぜひみなさんの仕事や勉強のお役に立てれば幸いです。


それでは今日はこのへんで。

*1:中枢神経系ノルアドレナリン覚醒-睡眠ストレスに関する働きをし、注意記憶学習などにも影響すると考えられている。

*2:中脳から大脳に投射するドーパミン神経が中枢のドーパミン神経系の大部分を占め、運動機能、認知機能などの中枢機能の調節に関与する。また、ドーパミン神経系は精神疾患の病態生理に対する関与が示唆されており、抗精神病薬等の治療薬や依存性薬物の標的となる。

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